不動産を売りに出すことを決めたら、その物件や土地が位置する街についてよく知っておく必要があります。
元々住んでいた地域などの場合には、そこまで事前調査は必要ありませんが、相続によって譲り受けた場合など、その物件周辺の情報について何も知らない時には必ず調べておくことが大切です。
今回は、大阪府の箕面市についてご紹介します。
箕面市といっても、広い都市ですので、今回は箕面市の東部を粟生間谷東、粟生間谷西、彩都粟生南の3エリアに分けて、それぞれの住みやすさやアクセスの良さ、地価などについてまとめました。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら箕面市東部の粟生間谷東における不動産売却
まずは、箕面の東部に位置する地域として、粟生間谷東についてご紹介していきます。
その地域の雰囲気や、建っている建物の種類などを知るためには、用途地域を調べることが非常に有効です。
用途地域とは、地域ごとの都道府県知事が毎年定めるもので、エリアによってどれくらいの規模の建物が建てられるかを指定しています。
指定する地域は13種類に分けられていて、具体的に例を挙げると、住宅地として住宅を中心に建てることを目的としたもの、また駅周辺などは商業施設の建設を推奨する用途地域として割り当てられることが多いです。
ここで定められた用途地域は、単にその地域の役割を定めるだけではなく、都市計画法という法律をもとに作られていて、街の景観を保つためにも利用されています。
さて、この用途地域ですが、まず1つめにご紹介するこの粟生間谷東は、基本的には第二種中高層住居専用地域に指定されています。
丸ごとすべてがこの用途地域というわけではなく、部分的には第一種低層地域とされていますが、まずここでは第二種中高層住居専用地域について説明していきます。
中高層住居専用、と聞くとなんとなく中高層の住宅が多く建っている住宅街をイメージするかもしれませんが、そのとおりで、基本的には中高層の住宅を建てることを目的とした地域です。
しかし、住居専用、という名前とは裏腹に、必ずしも住宅だけしか建てられないというわけではありません。
第二種中高層住居専用地域では、住宅の他に病院や大学などの比較的規模の大きい建物や、1500㎡以内であればお店や飲食店、事務所などを建てることができます。
そのため、不動産売却をしたい売主にとっては、どのような物件でも比較的売りやすく融通のきく地域として考えられます。
ある程度高層の住宅が建てられるので、一戸建てのほかにマンションなどの中古住宅が多く立ち並び、商業目的のものや公共施設なども建てられるため、比較的賑やかな住宅街を想像するとわかりやすいでしょう。
さて、用途地域でなんとなくこの街の雰囲気が掴めたかと思いますが、それでは交通アクセスや住みやすさはどうでしょうか?
粟生間谷東は、地域内に最寄り駅があるわけではありませんが、一番の最寄り駅は大阪モノレール彩都線が乗り入れる彩都西駅になります。
今回紹介している3エリアのいずれも同じ最寄り駅になりますので、電車による交通アクセスについてはここでまとめてご紹介します。
彩都西駅は、彩都線のターミナル駅で、大きな商業施設があり栄えている万博記念公園駅まで乗り換えなしでいくことができます。
また、乗り換え1回で大阪空港にアクセスすることもできますので、頻繁に飛行機を利用する場合などは使い勝手が良い駅であると言えるでしょう。
中心都市までのアクセスはしやすいながらも、閑静な地域ですので、子どものいる家族などにとっては人気のあるエリアであると言えます。
地価
粟生間谷東について、最後は地価をご紹介します。
地価は、用途地域と同じくらい、もしくはそれ以上に重要なポイントで、物件の相場を知ることができますので必ず覚えておくようにしましょう。
同地域の地価は以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
●地価総平均 10万7,000円/㎡
●坪単価 35万3,719円/坪
●変動率 -0.93%上昇
※上記の数字は箕面市の地価を記載しております。
※参考:https://tochidai.info/osaka/minoh/
お客様の声|買取実績
箕面市の粟生間谷西における不動産売却
ここからは、箕面市の東部に位置する粟生間谷西についてご紹介していきます。
まず、この地域の用途地域は、第一種低層住居専用地域となります。
第一種低層住居専用地域では、先ほどご紹介した中高層住居専用地域とは異なり、基本的には低層住宅のための地域です。
低層とはどの程度のものを指すのかというと、高さ10m、もしくは12mを基準にしています。
そのため、高層の集合住宅というよりは一戸建てに適した地域であると言えます。
また、建ぺい率や容積率の制限も細かいため、住宅が密集することはあまりなく、隣の物件と間隔をあけた土地にゆとりのある住宅が多いのも特徴です。
アクセスについては先ほどご紹介した彩都西駅が最寄りとなりますが、路線バスも充実しているため、もし車がなく駅まで距離があるというような物件でもそこまで住みやすさに影響することはないでしょう。
また、箕面市のショッピングセンターみのおキューズモールまで近いため、必要な買い物はすべてそこで済ませることができます。
電車を利用しなくても大規模なショッピングセンターを利用できるという点は売却の際のセールスポイントとなるでしょう。
地価
粟生間谷西の地価は以下になります。
●地価総平均 5万2,000円/㎡
●坪単価 17万1,900円/坪
●変動率 -1.89%上昇
※上記の数字は箕面市の地価を記載しております。
※参考:https://tochidai.info/osaka/minoh/
お客様の声|買取実績
箕面市の彩都粟生南における不動産売却
最後にご紹介する彩都粟生南ですが、このエリアの用途地域は先ほどの粟生間谷西と同じく第一種低層住居専用地域で、一戸建てが建ち並ぶ閑静な住宅街として利用されています。
アクセスについては、これまでと同じですが、一番最寄りの彩都西駅に近いのがこのエリアです。
駅周辺の地域ではありますが、用途地域の影響もありそこまで商業施設などが建ち並ぶというわけではなく、基本的には落ち着いた治安の良い地域であると言えます。
また、彩都西公園という大きな公園があるのが特徴で、子ども連れの家庭などはより住みやすさを感じることができる地域です。
地価
この地域の地価は以下になりますので、この周辺で不動産売却を検討している場合には確認しておくようにしましょう。
●地価総平均 12万6,000円/㎡
●坪単価 41万6,528円/坪
●変動率 0.80%上昇
※上記の数字は箕面市の地価を記載しております。
※参考:https://tochidai.info/osaka/minoh/
お客様の声|買取実績
まとめ
箕面市の東部に位置する粟生間谷東、粟生間谷西、彩都粟生南の3エリアの不動産売却のために必要な情報をご紹介してきました。
それぞれ分けてまとめましたが、実際に地域間の距離も近く、雰囲気も似ているため、このいずれかの地域で売却をする際にはその他のエリアのことも知っておくとより効果的であると言えます。
買主よりも売主の方がその物件について詳しい方が、よりスムーズな売却をおこなうことができます。
今回ご紹介したことをもとに、どのような点をセールスポイントにするかなどしっかり計画したうえで進めるようにしましょう。
北摂エリアで不動産買取に関するお悩みの方は、私たち吹田不動産買取センターにお任せください。
お客様に最大限ご満足いただけるようサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら