箕面市萱野から西宿周辺での不動産売却時に、大阪急行線の延伸計画がどのように影響するか気になる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、箕面市の北大阪急行線の延伸計画が、不動産売却に与える影響について解説します。
萱野から西宿周辺で不動産売却を検討中の方は、ぜひ参考にご覧ください。
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現在、箕面市の北大阪急行線の延伸工事が進められています。
延伸距離は2.5kmとわずかですが、大阪北部の箕面市と大阪市内中心部へのアクセスを劇的に改善する計画です。
そのため、さまざまな方面から大きな注目を集めています。
まずは、北大阪急行線延伸の事業内容ついて理解しておきましょう。
北大阪急行線延伸の事業内容とは?
北大阪急行線は地下鉄御堂筋線と直結しており、難波・本町・新大阪などに直接アクセスできる便利な鉄道です。
現在は千里中央駅までですが、そこから2.5km先の「かやの中央」まで鉄道を延伸し、以下2つの新たな駅が設けられます。
●箕面船場阪大前駅:大阪府箕面市船場東3丁目付近(地下駅)
●箕面萱野駅:大阪府箕面市西宿1丁目付近(高架駅)
2022年現在も工事が進められており、2023年の開業が予定されています。
延伸が完了すると、箕面萱野駅から梅田駅まで24分、乗り換えなしでアクセスできます。
今よりも10〜12分短縮されることになり、通勤通学がより便利になるでしょう。
主な構造形式
続いて、駅の主な構造形式を見てみましょう。
●千里中央駅~箕面船場阪大前駅間 :シールドトンネル・開削トンネル
●箕面船場阪大前駅:開削トンネル
●箕面船場阪大前駅~箕面萱野駅間:開削トンネル・高架構造
●箕面萱野駅:高架構造
千里中央駅を出ると、国道423号(新御堂筋)の地下を進んでいきます。
この区間はシールドトンネルで建設中です。
そして1.2kmほど進むと、1つ目の新駅「箕面船場阪大前駅」に達します。
箕面船場阪大前駅は地下駅です。
駅周辺には大阪大学箕面キャンパス、図書館・生涯学習センター・劇場が一体となった複合公共施設があり、さらに多くの人で賑わいを見せるでしょう。
その後、箕面船場阪大前駅を出発すると地上区間となり、新御堂筋にそって高架線を進んでいくことになります。
約1.3kmの場所に、2つ目の新駅「箕面萱野駅」が設置される予定です。
箕面萱野駅は高架駅で、「みのおキューズモール」に直結します。
バスターミナルも設置される予定で、この地域の中心的スポットとなるでしょう。
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箕面市の北大阪急行線の延伸計画とは?箕面萱野駅周辺について
箕面萱野駅の開発に伴い、駅周辺には駅ビル・高架下店舗・駅前交通広場が整備される予定です。
箕面市の北大阪急行線の延伸計画では、箕面萱野駅周辺に「子育てを核としたまちの新たな賑わいの拠点となる新しい施設を作る」としています。
ここでは、箕面萱野駅周辺が今後どのように変化するのか「北大阪急行線の延伸と関連まちづくり」をもとに解説します。
バスターミナルの設置により利便性が向上
箕面萱野駅の駅ビル1階部分には、バスターミナルが設置される予定です。
それに伴い、バス路線の大幅な見直しがおこなわれます。
阪急電鉄箕面線の「箕面」駅や、大阪モノレール「豊川」駅への路線網も計画されており、東西方向への移動がスムーズになるでしょう。
箕面萱野駅の完成後は、新駅を中心とする充実した市内交通が実現し、通勤・通学がしやすくなると考えられます。
「みのおキューズモール」を中心に進む開発
みのおキューズモールは、2003年にオープンした大型商業施設です。
EAST・WEST・Centerの3つのエリアからなり、ファッション・雑貨・カフェ・レストランなど多彩な専門店が軒を連ねています。
WESTエリアの2階には映画館も入っており、休日のお出かけスポットにもおすすめです。
また、施設の周辺には緑や自然が豊富にあり「癒やされるショッピングモール」として、幅ひろい年代の方が訪れます。
なかでも、モールと隣接する芝生の広場「かやの広場」は、子どもたちがのびのびと遊べる場所として人気です。
この広場は、箕面萱野駅が完成後もそのまま残される予定です。
さらに、駅ビルの地上部分には、新しく緑あふれる広場を設置して、かやの広場や千里川といった自然環境を活かすような空間づくりを目指しています。
自然と調和する商業施設の誕生に、今後さらに街の人気は高まっていくでしょう。
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箕面市の北大阪急行線の延伸計画とは?周辺の地価について
不動産売却を検討中の方がもっとも気になるのは、その地域の地価ではないでしょうか。
最後に、箕面市の地価と今後の展望について解説します。
また、萱野・西宿周辺での、過去の取り引き事例をあわせてご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
箕面市の地価動向
はじめに、箕面市の地価総平均・坪単価・変動率をご紹介します。
●地価総平均 20万8,895円/㎡
●坪単価 69万564円/坪
●変動率 0.97%上昇
※上記の数字は箕面市の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考:https://tochidai.info/osaka/minoh/
箕面市の地価は2014年から上昇傾向にあり、北大阪急行線の延伸事業が着工した2016〜2020年までは上昇率1%を超えています。
2023年には、2つ目の新駅「箕面萱野駅」が完成する予定です。
今後ますます箕面市の地価が上昇すると考えられるでしょう。
萱野・西宿周辺での過去の取り引き事例
ここでは、萱野・西宿周辺で実際に取り引きされた事例をご紹介します。
物件の状態や立地、売却時期によって売却価格は異なりますが、1つの目安として参考になさってください。
まずは西宿周辺での取り引き事例を見てみましょう。
●千里中央駅から徒歩30分:売却価格 2,300万円(52.4万円/坪)・土地面積 43.9坪
●千里中央駅から徒歩29分:売却価格 3,000万円(43.1万円/坪)・土地面積 69.6坪
続いて、萱野エリアでの取り引き事例をご紹介します。
●千里中央駅から徒歩25分:売却価格 2,700万円(89.3万円/坪)・土地面積 30.3坪
●千里中央駅から徒歩29分:売却価格 2,800万円(80.5万円/坪)・土地面積 34.8坪
上記はすべて、駅から20分以上離れている物件の売却価格です。
今後、新駅の誕生で駅から近くなる住宅が増え、さらに土地の取り引き価格は上昇すると考えられます。
今後の展望と地価推移
延伸線には、1日約4万5,000人が乗降する見込みです。
地価上昇効果は約903億円といわれています。
人口については約4,500人、事業所は480所余り増加する見込みです。
鉄道によって交通利便性が高まると、駅周辺に商業施設が増え生活利便性も高くなります。
商業施設が増えれば、そこに勤務する方が移住してくる可能性があり、人口の増加が期待できるでしょう。
さらに、人口の増加とともに不動産の需要も高まるため、今後ますます地価が上昇すると考えられます。
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まとめ
今回は、箕面市の「北大阪急行線の延伸計画」が不動産売却に与える影響について解説しました。
この計画は、延伸距離2.5kmとわずかながら、大阪北部の箕面市と大阪市内中心部へのアクセスを劇的に改善するものです。
駅の新設によって、交通利便性だけでなく生活利便性も向上し、地価が上昇が期待できます。
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