すでに空き家になっている物件を、相続する方も多いかもしれません。
そのままではあまり魅力的に見えない物件であっても、リフォームしたりリノベーションしたりすることで、素敵な建物にできますので、検討してみてはいかがでしょうか。
ここでは、リフォームやリノベーションすることで得られるメリットなどについてご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら空き家をリフォームやリノベーションするメリットとは
現在、空き家がとても多く、日本が抱えるひとつの問題になっています。
その背景には、高齢化であったり、建物の老朽化であったり、さまざまな原因があるのですが、現在あるすべての住宅が6,063万あるなかで、空き家がその14パーセントもあるということを知ると、決して軽視できない問題であることは理解できることでしょう。
また、そのまま放置されていることで起こる可能性がある問題もあります。
たとえば、家は人が住んでいないと傷みやすいのですが、長くその状態にしておけば倒壊などのリスクもありますし、その結果誰かを危険な目に合わせてしまう可能性だってあります。
ほかにも、防犯面から見てもリスクがあり、放火や不法占拠などの心配もあります。
このように、多くのデメリットがありますので、空き家はそのままにしておいたりせず、工夫しながら何らかに役立てられるようにした方がプラスです。
自分らしい素敵なデザインにできる
空き家をリフォームやリノベーションするメリットは、自分に合った便利な空間にできたり明るくてオシャレなデザインに変えられたりすることです。
センス良くリフォームすれば、魅力度がぐんとアップしますし、個性的で自分らしい空間にすることもできます。
便利な設備を取り付けて、現在よりももっと快適に暮らせる空間にすることも可能です。
さまざまな用途で利用することが可能である
空き家をリフォームやリノベーションすることで、自分用の住居として使えるのはもちろんですが、ほかにもいろいろな用途で利用することができるようになります。
たとえば、賃貸物件にするのも良いでしょう。
実際に自分がそこに住む予定がなかったとしても、誰かが喜んで利用してくれるのならうれしいものですし、家賃収入を得られるのも魅力です。
また、古すぎて価値がないと思えるような空き家であっても、綺麗にリノベーションすることで、観光客に宿泊施設として使ってもらうこともできるかもしれません。
このほかにも、アイデア次第でその土地のニーズに合った利用方法がたくさんありますので、興味がある方は前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
空き家をリフォームやリノベーションする費用はどれくらいか
空き家を有効活用するためにリフォームなどを検討する場合、気になるのが費用についてです。
全体的に綺麗にすることを目的にリフォームする場合と、水まわりだけといった気になる場所だけをリフォームする方法があり、それによって必要な費用も異なってきます。
また、リノベーションする場合は、それよりもさらに費用がかかることも予想されます。
水まわりをリフォームする場合の費用
家の中で、傷みが気になりやすいのが水まわりです。
トイレやバスルーム、洗面所、キッチンなどは傷みやすく、傷みがあることで建物そのものがネガティブな印象になりやすいといった特徴もあります。
気になるようであれば、前向きに検討した方が良いと言える部分ですが、費用の目安としては、トイレは30万から50万程度、バスルームは100万から150万円程度、キッチンは50万から100万円程度、洗面所は10万円から30万円程度は費用として必要になります。
キッチンは、オシャレで便利なものが次々登場しており、設備にかかる費用もだいぶ異なります。
建物の外側をリフォームする場合の費用
屋根や壁など、一年を通して紫外線や雨風に晒されている部位も、傷みが目立ちやすいところでもあります。
また、こういった部位のリフォームは、見た目を良くすることだけが目的ではなく、建物そのものを守る意味もありますので、定期的にメンテナンスすることが必要です。
屋根の場合、費用の目安としては50万から300万円程度、外壁は建物の大きさや使用する塗料などにもよりますが、同じく50万から300万円くらいは必要になります。
修理にかかる費用
場合によっては、大規模の修理が必要になることも考えられます。
傷みがひどい床や壁、雨漏り修理などに費用が必要になる場合も多いですし、1981年以前に造られた建物であれば、耐震補強に100万円程度かかることもあります。
ほかにも、建物の状態によっていろいろな修理が予想されます。
古くなった家の場合は、通常は見えにくい床下などに、思いがけない問題を見つけることもありますし、シロアリの被害に合っている場合もありますので、しっかりと検査して安心して利用できる状態にしましょう。
リノベーションする場合の費用
リフォームは、現状を残しつつ気になる部分だけを良い状態にすることであり、そのため費用も比較的に抑えることができますが、リノベーションは全体的に大掛かりな改修工事をすることであり、よりオシャレで機能性の高い仕上がりを目的におこなわれます。
そのため、費用も高額になりやすい傾向があります。
1,000万から2,000万円くらいかかることもありますし、数百万円で工事ができる場合もあり、これは現状と求める仕上がりなどによって大きく異なってきます。
リノベーションは、工事にかかる期間も長くなることが予想されますので、余裕をもって検討することをおすすめします。
リノベーションによっては、かつての状態とまったく異なる洗練されたオシャレな空間にすることも可能であり、室内は、まるで新築のようで高級感がある状態にすることもできます。
最新設備を積極的に取り入れて、スタイリッシュな家にすることも可能です。
もちろん、そのためには高額な費用が必要になりますが、気持ちも新たに暮らしたり利用できたりするメリットは、決して小さくはないでしょう。
空き家をリフォームやリノベーションする場合の節税について
先にご紹介したように、現在の日本では数多くの空き家が存在しており、このままでは今後ますます増えていくことが予想されています。
こうした中で、数多くの自治体が対策に乗り出しており、さまざまな面からサポートしています。
それぞれの自治体によって内容に違いがありますが、これからリフォームやリノベーションをしたいと考えている方は、是非一度自治体に相談してみてください。
利用できる制度がある可能性があります。
リフォームやリノベーションすることで節税ができる
空き家に関するいろいろな節税があります。
ひとつは、空き家を譲渡した場合、3,000万円の特別控除の対象になるということです。
また、空き家を購入したり改修したりする場合は、税制優遇がありますので、是非チェックしてみてください。
耐震改修をおこなう場合や、省エネリフォームをおこなう場合も、固定資産税を減額したり、所得税の控除の対象になったりできる場合もありますので、確認してみてください。
補助金を利用しよう
自治体によっては、リフォームやリノベーションに対する、補助金制度をもうけているところもあります。
条件がいろいろありますが、制度が利用できる魅力は大きいので確認してみてください。
まとめ
空き家をリフォームしたりリノベーションしたりするメリットは少なくありません。
費用が必要になりますが、空き家を素敵で便利な建物にできますし、さまざまな用途で利用できますので前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
自治体によっては補助金があるところや節税ができる場合があります。
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