「家を売却したいのになかなか売れない…」そのような悩みをお持ちではないですか?
一戸建てやマンションといった不動産は、売りに出したからといってすぐに売却できるとは限りません。
では成約につながらない理由として、どのようなことがあげられるのでしょうか?
この記事では売却したいのになかなか売れない家にスポットを当て、その理由や値下げのタイミング、実践すべき対策をお伝えします。
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まずは売却したい家が売れない理由をみていきましょう。
理由を把握することで問題点を改善でき、早期に売却できる可能性が高くなります。
相場と比べて割高
理由としてまずあげられるのが、相場と比べて割高という点です。
不動産の売買では、売り出してから内覧対応をおこない、そのあいだで値下げに応じることがあります。
そのため売り出し価格を高めに設定し、赤字を防ぐというのも1つの手です。
しかし周辺の物件をインターネットやチラシなどで調べ、相場をつかんでいる買い主も多くいます。
そのため「この家は相場に比べて高い」というのがわかってしまうかもしれません。
価格重視で探している場合、予算に合わない時点ではじかれてしまい、内覧すら来てもらえないこともあるでしょう。
少し高めの価格で売り出すことも間違いではないですが、売れない理由にもなることをおさえておいてください。
需要がない
そもそも需要がない場合、売れない可能性が高いです。
駅から遠く車がないと不便な場所や、周辺環境が悪く敬遠されやすい場所、人口が減っているエリアなどがあげられます。
「そこに住みたい!」と思えるような理由がないと、成約につながらず、長期期間売れ残ってしまうかもしれません。
また周辺環境だけでなく、建物自体の問題も売れない理由の1つです。
旗竿地で駐車場が縦列駐車になる家や、二世帯住宅、築年数が古いなど、購入者を選ぶような不動産は売却しにくいといえます。
魅力的な部分のアピールが足りない
立地や条件が良いのに売れない場合、物件の持つ魅力的な部分のアピール不足かもしれません。
たとえば売却したい物件が、日当たりが良好だったとします。
ポータルサイトに掲載している写真は、曇りの日や夜間に撮影したものではないでしょうか?
アピールポイントである日当たりの良さをみてもらわないと、いくら文章で「日当たり良好」と記載しても買い主はわかってくれません。
またターゲットがファミリーの場合、キッチンの使い勝手や子ども部屋の充実さをアピールすることで、良い印象を持ってもらえます。
売却したい家が売れないときの値下げのタイミング
つぎに売却したい家が売れないときの、値下げのタイミングをみていきましょう。
家がなかなか売れないと、「値引きしようかな…」と思いますよね。
しかし思いついたまま値下げしても、かならずしも成約につながるとは限りません。
また売りに出して数か月後に値下げするといった決まりもないため、売り主と不動産会社で話し合ったうえでタイミングを決めてください。
そのときに大切なのが「いつまでに売却する」という点です。
売り出し後、3か月以内の売却を目指す場合、反響がなければ数週間で値引きのタイミングが訪れます。
反対に1年以内であれば数か月ごとに段階を踏み、少しずつ値引きしていくことが可能です。
そのためいつまでの売却を目指すかによって、値下げのタイミングが異なります。
値下げする人が多いタイミング
不動産を売りに出す人は、以下のタイミングで値下げに踏み切るケースが多いです。
3か月から5か月
売り出し後の3か月から5か月が最初のタイミングです。
売り出し価格を割高に設定している場合、相場と同じくらいまで値下げする人が多くいます。
ただし問い合わせや内覧者が多い場合、成約になる可能性が高いので、もう少し様子をみてもいいかもしれません。
「〇円値下げしてくれたら買う」という買い主が現れる可能性があるからです。
問い合わせや内覧者が少なく、反響もイマイチな場合は3か月から5か月が最初の値引きのタイミングといえるでしょう。
半年
売りに出して半年経過すると、販売可能な価格まで値下げする人が多くいます。
販売可能な価格とは赤字にならず利益が出るギリギリの金額のことです。
半年経過し、思うような反響がない場合は最低限度まで下げる必要があります。
販売の長期化だけは避ける
なかなか売れなくても、販売の長期化は避けるのがベターです。
長い間売りに出されている物件は、「売れ残り」というイメージが付き、「訳あり物件」「なにか理由があるはず」と思われ、さらに成約が遠のいてしまいます。
そのため不動産会社と連携し、目標となる期間内で売却できるよう工夫してください。
売却したい家が売れないときの対策
最後に売却したい家が売れないときの対策をみていきましょう。
ホームインスペクションをおこなう
まず1つ目の対策は、ホームインスペクションの実施です。
ホームインスペクションとは既存住宅現況調査のことで、住宅に詳しい建築士などが欠陥の有無をチェックし、住宅の不具合や劣化具合を調べていきます。
修繕やメンテナンスをおこなうべき場所やタイミングを、第三者の目線で調べてくれるのがメリットです。
最近は家を売却する前に、ホームインスペクションをおこなう人が増えています。
調査結果を買い主にみせれば安心感や信頼感を得られ、売却につながる可能性が高くなるからです。
そのためホームインスペクションは売れないときに実施すべき対策といえます。
内覧対応に力を入れる
「内覧に来る=その家に興味がある」ということです。
そのため大切なお客さまをおもてなしする気持ちで、内覧対応をおこないます。
内覧の数時間前には掃除や換気をおこない、室内をキレイにしておくのがポイントです。
シャッターはすべて開け、照明もすべて付けておきます。
季節に応じて空調もセットしておき、快適な環境でじっくり内覧してもらいましょう。
また買い主の質問に対して、すぐに返答するのも対策の1つです。
専門的な内容は不動産会社に頼めますが、住んでいて感じたメリットやデメリットなど、売り主にしかわからないことはすぐに返答すると印象が良くなります。
買取も検討してみる
買取も売れないときの対策としておすすめです。
買取とは専門業者に直接買い取ってもらう売却方法で、築年数が経過した家や旗竿地、駅から遠い物件など売れにくい不動産を売却する際に利用されます。
業者が家を内覧、査定し、金額を提示してくれるので、納得できればすぐに売却できるのが大きなメリットです。
また買い主は業者なので、仲介業者と媒介契約を結んだり、買い主の住宅ローンの審査を待ったりといった手間もかかりません。
売るためには上記以外にもさまざまな手間がかかるため、思っている以上に時間や労力がかかります。
その反面、買取なら一般的な売却より手続きが少ないため、スムーズに取引できるでしょう。
さらに売却金も現金一括払いで支払われるのが一般的です。
そのため手間をかけたくない人や、早く売りたい人だけでなく、まとまったお金がほしい人にも買取はおすすめです。
まとめ
この記事では売却したいのに売れない家をテーマに、理由や値下げのタイミング、実践すべき対策をお伝えしました。
売れない理由はさまざまですが、適した対策を講じれば成約につながる可能性が高くなります。
値引きのタイミングや対策をおさえ、売れない家から売れる家へと変化させましょう。
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