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放置したままではリスク大!?ゴミ屋敷の売却におすすめの方法とは?

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カテゴリ:不動産売却ノウハウ

放置したままではリスク大!?ゴミ屋敷の売却におすすめの方法とは?

メディアでもたびたび話題にのぼり、社会問題ともなっているゴミ屋敷。
家の手入れを怠っているうちに何年も経ってしまったという方、思いがけずゴミ屋敷を相続してしまったという方もいるかもしれません。
すぐに処分したいと思っても、ゴミ屋敷をどうやって売却したらいいのか悩みますよね。
そこで今回はそんなお悩みをおもちの方に向け、ゴミ屋敷を売却する方法を取りあげ、仲介で売れにくい理由や放置した場合のリスクについても併せてご紹介。
ゴミ屋敷の売却に困ったら、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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ゴミ屋敷売却の基礎知識!仲介での売却が難しい理由とは?

ゴミ屋敷売却の基礎知識!仲介での売却が難しい理由とは?

ゴミ屋敷とは、家の中や家の周辺にゴミをため込み、悪臭や進路妨害などの問題が懸念される家のこと。
そこまでいかなくても、年老いた親などから相続した家にたくさんのゴミや衣類などが散乱していて手がつけられない状態ということもありますよね。
そうしたいわゆるゴミ屋敷は不動産会社へ仲介を依頼する一般的な売却方法では、なかなか売れないのが現状です。
仲介での売却が難しい理由としては、以下のようなものがあげられます。

仲介でゴミ屋敷が売却しにくい理由①あえて住みたいとは思えない
マイホームなどの家を買いたいと思っている人が、あえてゴミ屋敷を買って住みたいと思わないというのは、ゴミ屋敷が売れない大きな理由の1つ。
近隣との関係も心配ですし、ゴミ屋敷で新生活を始めようと思う人があまりいないのは納得でしょう。

仲介でゴミ屋敷が売却しにくい理由②ゴミの処分やリフォームに費用がかかる
どうしても仲介による売却を望むなら、ゴミの処分やハウスクリーニングは必須条件。
ただしゴミの処分だけでも数十万円、売りに出せるまできれいに修復するにはさらに高額な費用がかかるため、これを理由に仲介による売却を断念する人も多いようです。

仲介でゴミ屋敷が売却しにくい理由③建物の解体費用がかかる
ゴミ屋敷の状態によっては建物を解体してしまったほうが売却しやすくなることも。
ただしこちらも解体前にゴミを処分しなければならず、解体にも数百万円の費用がかかるため、あまり現実的とはいえません。

仲介でゴミ屋敷が売却しにくい理由④ほかに程度のよい空き家が多い
最近は全国的に空き家が増えており、あえてゴミ屋敷を選ばなくても程度のよい空き家はたくさんあります。
ゴミ屋敷は安いことが魅力となりますが、マイホームを購入する人からすれば少々高くてもきれいな空き家を選ぶのは想像に難くありません。

ゴミ屋敷売却の基礎知識!ゴミ屋敷を放置するリスクとは?

ゴミ屋敷売却の基礎知識!ゴミ屋敷を放置するリスクとは?

ゴミ屋敷が通常の方法で売却しにくいからといって、そのまま放置しておくのもリスクが高くおすすめできません。
以下のようなリスクを回避するためにも、ゴミ屋敷はできるだけ早く売却するなど対処するべきでしょう。

ゴミ屋敷の放置リスク①ゴミをめぐって家族間でトラブルに発展
ゴミ屋敷が空き家であれば何らかの手段によって処分することで解決できますが、現在住んでいる家がゴミ屋敷となっている場合は家族間トラブルの原因となります。
たとえば年老いた親が物をため込んで家がゴミ屋敷と化している場合では、本人が問題と思っていなければ、いくら片付けるように忠告しても聞く耳をもたないことも。
そうしているうちに家族が疎遠となり、ゴミ屋敷もろとも放置していると、さらにゴミ屋敷問題が悪化することが考えられます。

ゴミ屋敷の放置リスク②悪臭や火災リスクによる近隣トラブルが発生
空き家となったゴミ屋敷を放置している場合のリスクも大きいもの。
ゴミ屋敷をめぐっては、長年積み上げられたゴミの山から出る悪臭や火災リスクで近隣トラブルを引き起こすケースがあります。
またゴミが敷地を越えて道路にはみ出していれば進路妨害となりますし、害虫や野生動物が棲みついてしまう心配も否めません。
いずれにしても、放置されたゴミ屋敷の存在は近隣の人々にとって悩みのタネとなり、日頃の不満が溜まれば大きな近隣トラブルにも発展しかねません。

ゴミ屋敷の放置リスク③ゴミをめぐって行政機関とトラブルが発生
上記のような近隣トラブルがさらに発展すると、行政機関が介入する事態となります。
前述のように近隣への被害があったり、火災の心配が増したりするゴミ屋敷の問題では「行政代執行」という特別な権利が行使されることに。
ただしゴミ屋敷にあふれるゴミの山であっても、所有者の財産であることは変わりないため「行政代執行」で強制的に片付けることもなかなかできないのが現状。
とはいえ近隣の人々の不満が溜まって行政機関からゴミ屋敷を片付けるよう命令が下りるような状態になる前に、きちんと対処することが大切でしょう。

ゴミ屋敷を売却するなら「リフォーム」「解体」「買取」のどれがおすすめ?

ゴミ屋敷を売却するなら「リフォーム」「解体」「買取」のどれがおすすめ?

最後に、上記の情報を踏まえてゴミ屋敷を売却する方法を3つまとめてみましょう。

ゴミ屋敷の売却方法①ゴミを処分・リフォームして売却する
前述したように一般的な不動産会社による仲介でゴミ屋敷を売却するためには、あふれるゴミを処分してリフォームをおこなう必要があります。
ゴミを自分で処分する方法もありますが、ゴミ屋敷にあふれるゴミや不用品は想像以上に大量となるため専門の清掃業者などに依頼するのがよいでしょう。
またゴミを処分するだけでは悪臭が残る場合もあるため、ハウスクリーニングを依頼したり、家屋が傷んだり腐食が進んでいればリフォームしたりする必要性も。
いずれにしてもそれ相応の費用がかかるため、ゴミ屋敷を売却できたとしても利益が出にくく、場合によってはマイナスになることもあるので、この方法をとる場合は各業者に見積もりをとるなど、慎重に検討しましょう。

ゴミ屋敷の売却方法②ゴミ屋敷を解体して売却する
思いきってゴミ屋敷を解体し、更地にして売却するのも1つの方法です。
この場合でも、ゴミ屋敷にあるゴミや不用品は事前に処分しておくのが一般的。
ただしゴミの処分もまとめて引き受けてくれる解体業者を選べば、一度で済ませることも可能です。
立地条件のよいエリアであれば更地にして売り出すことでマンション建設や宅地としての需要が増えて高値で売れる可能性もありますが、前述のとおり、解体費用に数百万円の高額な費用がかかるので、こちらも要検討でしょう。

ゴミ屋敷の売却方法③経験豊富な不動産業者に依頼する
上記のような方法をとらず、一般的な仲介で売却するのが難しいゴミ屋敷をそのままの状態で売却したい場合は、不動産業者に買取を依頼するのがおすすめです。
懇意の不動産業者に買取相談してみるのもよいですし、ゴミ屋敷をはじめ訳あり物件の買取実績をもつ不動産業者に依頼すれば、ゴミや不用品が残った状態のまま買取してくれることもあります。
売却価格は仲介による一般的な売却よりも低くなってしまうかもしれませんが、ゴミの処分やリフォーム、家の解体といった手間や費用を一切省いて、ストレスの多いゴミ屋敷の管理から解放されるのは助かるでしょう。

まとめ

今回は、全国的な社会問題ともなっているゴミ屋敷について取りあげてみました。
ゴミ屋敷が不動産業者の仲介で売れにくい理由、ゴミ屋敷をそのまま放置するさまざまなリスクについてもご理解いただけたと思います。
ゴミ屋敷を売却する方法としては、今回紹介した3つの方法のうち、やはり実績のある不動産業社に買取を依頼するのが最善のようですね。
「所有するゴミ屋敷を売却したいけれど、ゴミを処分したりリフォームしたりする手間や費用をかけたくない!」という方は、不動産業者による買取を検討してみてはいかがでしょうか?

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處 浩之

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